保育士インタビューINTERVIEW
卒園生インタビューをきっかけに、工業系から一転、保育の道に進んだ八島健太さん。現在は2歳児を担当しています。仕事の楽しさや、男性保育士として感じること、保育士を目指す学生に向けてのメッセージなどをお聞きしました。
- なぜ保育士を目指そうと思いましたか?
- 高校生の時、昔通っていた保育園から卒園生インタビューを受けることになりました。9歳離れた弟が同じ園に通っていたので、声がかかったようです。
当時のことなんて覚えていないだろうと思ったのですが、いざ書こうとしたら、様々なことを思い出しました。それが面白かったことばかりで、嫌なことが全然ありませんでした。そういう場所で働く仕事も悪くないなと思ったのがきっかけです。
日居城野保育園保育士
八島 健太さん
入職8年目※2023年1月時点
ある日のタイムスケジュール普通番の場合
- 8:30
- 出勤。登園受け入れ
- 9:00
- 外遊び
- 11:20
- 給食
- 12:30
- 保育日誌、お便り帳記入等
- 15:00
- おやつ
- 15:30
- 自由あそび、異年児との活動
- 17:30
- 退勤
- 専門学校時代について教えてください。
-
保育士を目指して、北上市の専修大学北上福祉教育専門学校の保育科に進学しました。高校は工業系でしたし、親も私が就職するものだと思っていたので驚いていました。
男子ばかりだった高校時代から一転して、専門学校では女子ばかりの中で授業を受けました。最初はギャップを感じましたが、私は誰でも受け入れるタイプなので、すぐに慣れました。
実習で実際に仕事に触れた時には、つくり笑いになってしまったり、自分をうまくさらけ出せませんでした。当時は恥ずかしさがあったのだと思います。
- 現在の勤務地を選んだ経緯を教えてください。
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私の暮らした学区の保育園でしたので、地元の子どもたちに貢献できたらという思いで、採用通知をいただいた松園保育園に決めました。
8年勤めた後、一度退職し、全く別の仕事に就きましたが、以前勤めていた保育園の運営元の松園福祉会から、声をかけていただき、現在は日居城野保育園で働いています。

- 保育士の仕事の楽しさは、
どんな時に感じますか? -
私自身に子どもの部分があるからだと思うのですが、子どもたちと一緒にいる時、仕事だと感じたことがあまりないんです。
子どもたちが私のやることを「面白い!」と言って、次は何だろう? と期待してくれる。その期待を上回ろうと、もっと面白いことを考える。その繰り返しで、私自身も楽しんでいます。

- 一方で、仕事の難しさはありますか?
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先程の質問で、「仕事だと感じたことがあまりない」と答えましたが、お給料をいただいている以上、もちろん仕事です。
色々な業務に取り組む他、園児一人一人に対して、「ここを変えてあげたい」とか、「ここをフォローしてあげたい」と考えることもよくあります。職務中よりも、休みの日だったり、買い物に行った時だったりするほうが多いです。そのため、ここまでが仕事で、ここからはプライベートという線引きが難しく、保育園で完結しない仕事だと感じています。

- 職員同士のコミュニケーションはいかがですか?
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どの職員も子どもが好きなので、「あの子、どうしてあげるのが良いかな?」と相談すると、皆が自分事として考えてアドバイスしてくれます。「そういえば、この前、こうだったよ」と教えてくれることも多く、担任以外の園児のことも、よく観察していると感じます。
個々の保育士で動いているというよりは、チームとして一体感がありますし、仕事もプライベートも分け隔てなく話しているので、仲が良いと思います。

- 男性保育士として、働きやすさはいかがですか?
- 以前は園内に男性保育士が3名勤務していたこともありましたが、現在は私一人です。男性保育士は力仕事や修理などができたり、子どもたちからも相撲や体を使った遊びで喜ばれたりします。その一方で、女性の保育士さんたちに対して気を使っている部分も少なからずあります。でも、何年も続けていますので、苦に感じることはありません。

- これからの目標は?
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子どもたちが、「明日は何する?」「明日も遊びたい」と言ってくれるような環境づくりを、毎日続けることが一番だと思っています。
そして、卒園児が成長してからも顔を見せてくれたり、「先生みたいになりたい」と言って、保育士として一緒に働く子が出てきたら嬉しいです。今でも、卒園後に高校生になった子たちが連絡をくれたり、仲良くさせてもらっています。
